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2009年7月

数独日誌090731

   どうも「浜田ロジック」やその応用?と思われる手筋がよくわかりません。最近は、最後の手段として、マスXに数字Aが入ると、1つの列(または行)に入らなくなる数字がある。あるいは、マスXに数字Aが入ると、別のマスYに入る数字がなくなってしまう。よって、マスXには数字Aは入らないという、数学でいうところの「背理法」的な解き方をしてしまうことがあります。

   巻頭の解き方の説明にある「浜田ロジック」もこの一種ですが、巻頭の説明通りのきれいな形になっていない場合も多く、これって「浜田ロジック?」という疑問符が付くケースが結構あります。今後ははっきり「浜田ロジック」といえる場合以外は、「背理法」と名付けることにしたいと思います。

   「世界で一番美しくて難しいナンプレ」で今のところ「背理法」を使って解いた問題は、70,77,78,80番です。

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数独日誌090730

   世界で一番美しくて難しいナンプレ」は西尾徹也氏の前の2作「西尾徹也のナンプレ」「西尾徹也のナンプレ百番勝負」(ともに2006年発行、世界文化社)と比べると、確かに難しくなったように思います。前2作を解いた頃は、使った手筋をメモしていなかったので、どういう解き方をしたかは良く覚えていませんが、余り苦労した様子は伺えず、未完の問題も2題だけでした。

   今回の新作はまず5段階あるレベルの問題を1題ずつやった後、いつも通り、問題数のバラツキをならす形で、Super Heavyを10題、Devilishを15題終了しました。

   Super Heavyは通常の縦横を見ていくやり方で、ここまで時間がかかるか、というのが
感想です。ひとつマスが決まるとそれに波及して次のマスが決まる、の繰り返しで上級
テクニックは使わないけど、「重い」という印象です。解き味はなかなか多彩で十分楽しめています。(39番などが良い例)

   最も難しいDevilishは確かに手筋も多彩、表出数字の配置もキレイで、力作ぞろいです。以下使った手筋です。

4国同盟 46,66,68,79,81
浜田ロジック 47,70,77,78,80
四角の対角線 67,70,73,74
四角の対角線×2 75,76,79
四角の対角線3行バージョン 81
四角の対角線3行バージョン×2 76
Finned Fish 69,70,72,74,79
Finned Fish3行バージョン 72 
Remote Pairs 71,81

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数独日誌090724

   「世界で一番美しくて難しいナンプレ」(西尾徹也著)世界文化社、なんともそそるタイトルです。挑戦したくなりました。今やっている本は後回しにして、出版されたばかりのこの本に浮気することにしました。

   今やっている難問ナンプレに挑戦」Vol.4(西山ゆかり著)は各レベル残り10題ずつになりました。相変わらず重い問題が多く、この本をFinned Fishの手筋が使えるようになってから挑戦したのは大正解でした。この手筋を知らないと、ほとんどお手上げ状態になったと思います。
以下使った手筋です。

4国同盟 17,18,28,30,64,66,75
4国同盟×2 14,25,65,72
5国同盟 20
四角の対角線 78
四角の対角線(3行バージョン) 72,76,91
四角の対角線(3行バージョン)×3 77
Finned Fish 66,76,78
Finned Fish(3行バージョン) 62,64,65,67,68,70,71,75,90
Finned Fish(3行バージョン)×2 76,91
浜田ロジック 63,68,69
Remote Pairs 74

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数独日誌090712

   世界文化社の難問ナンプレに挑戦」Vol.4(西山ゆかり著)をやっています。いつものように4段階あるレベルの、問題の数をならすように、☆7つを先にやり、41番~61番までを終了しました。実はVol.4とVol.5は巻頭に「浜田ロジック」が手筋として紹介されており、これが苦手な私としては後回しにしていた巻なのです。

   難易度ですが、今までトライした本の中で40番台の問題がこれ程重い本は初めてだと思います。同じシリーズのVol.2(稲葉直貴著)より重いです。最近使えるようになった Finned Fish(数独日誌090710参照)の手筋もかなり使いました。特に60番は81マス中64マスまで埋まり、残り17マスでFinned Fishを使いました。

結局55番の1題がまだできていません。調子のいい時に再挑戦したいと思います。
以下使った手筋です。

4国同盟 41,45
5国同盟 45
四角の対角線 41,49,50
四角の対角線×2
四角の対角線(3行バージョン) 42,57
四角の対角線(3行バージョン)×2 53,59
Finned Fish 43,50,58,60
Finned Fish(3行バージョン) 41,43,45,46,50,54
浜田ロジック 47,48,51,52,61
Remote Pairs 44,56

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数独日誌090710

Img_3   最近 Finned Fish の手筋がだいぶ使えるようになりました。久しぶりに図で説明したいと思います。これは最近実際に使った問題です。

   図のA列には数字8の入るマスが①と②しかありませんでした。また図のB列には数字8が入るマスが③と④と⑤しかありませんでした。このとき、③のマスがあるために「四角の対角線」の手筋が使えない状態でした。

   この③のマスのことを Fin (魚のヒレ)というのだと思います。このとき、Fin を含むB列の⑤に8が入ると、A列では①に8が入ります。従って①を含む横の列には8は入りません。次に③と④に8が入った場合も、図の⑥と⑦は同じ3×3ブロックのマスなので、やはり8は入りません。

   結局B列の③と④と⑤のどこに8が入っても、⑥と⑦には8が入らず、この2つのマスから候補の数字として8を削除することができます。この問題では⑦に入る数字が8でなければ1しかなかったので、1に確定しました。

  「四角の対角線」を探しているときに、ひとつはみ出ているために「四角の対角線」
が成立しない、というのはよくあるパターンで、そのとき、Finのマスを含む1行または1列のマスに、その数字を入れてみたとき、Finのマスを含む3×3ブロックの中で、その数字が入らないところを見つける。というのが Finned Fish の手筋だと思われます。


 

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数独日誌090706

世界文化社の難問ナンプレに挑戦」Vol.1(今井洋輔著)終了しました。なんと久しぶりの
全問クリアです。特に今回は新しく覚えた「Finned Fish」も何回か使い、
今まで苦手だった「浜田ロジック」も使い方のコツが少しわかったこともあり、
かなり満足のいく出来でした。コメントをいただいた方に改めて感謝したいです。

「浜田ロジック」については、同じ行または列にある二国同盟のほうから、この2マスに
同じ数字が入ってしまう(つまり、1つ入らない数字がでる)のはどういう場合か、
を考えるとやりやすいことがわかりました。

特に最後の101番は「浜田ロジック」の連続で、しかも1回ハタンしたため、消しゴムで
消しすぎて紙がよれよれになってしまい、別の紙に書き写して、やっとこさ終了にこぎつけ
ることができました。以下使った手筋です。

4国同盟 38,93
5国同盟 37,40,98
四角の対角線 91,94,95
四角の対角線×2 92
Finned Fish 91
Finned Fish×2 101
Finned Fish(3行バージョン) 97,99
四角の対角線(3行バージョン) 99,100
四角の対角線(4行バージョン) 98
浜田ロジック×3 101

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