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数独日誌100613

   世界文化社「難問ナンプレに挑戦」Vol.9をゲットしました。著者は北野ひぐまさんという、このシリーズでは新人の方の登場です。てっきりVol.2に続いて稲葉直貴さんの順番かと思っていました。

   北野さんの巻頭の言葉に、「ここ数年、とくに世界的なブームになってから、難問ナンプレを解くテクニックは飛躍的に発展しました」とあります。最近教えていただいた英文のサイト、Sudopediaを見てもそれがよくわかります。

   それで思うのがニコリ社の方針についてです。何か頑なに解法を限定している気がします。四角の対角線を超えるテクニックは一部マニアのもの、と考えているのでしょうか。ニコリ社は元祖 Sudoku の出版社なのですから、Sudoku の解法の進化に合わせて、わかりやすい解法から少しずつ解禁していったほうが良いように思うのですが。

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コメント

初めて投稿いたします。私は下手ながら数独中毒者だと自認しています。かねがねどうして日本では数独の色々なテクニックが一般に紹介されないのかと不思議に思っておりました。二コリは言うまでもなく、世界文化社の方でも少し高級なテクニックは紹介されていないようです。その点を鋭く指摘されているikachanのブログは素晴らしく、今後も頑張って下さい。
yasuzu

投稿: yasuzu | 2010年6月17日 (木) 23時05分

コメントありがとうございます。初めての方のコメント大歓迎です。

ご指摘のように、世界文化社についても同じことが言えるかもしれません。「ナンプレ超上級編」や「難問ナンプレに挑戦」の巻頭にある解説も「三国同盟」「四角の対角線」「浜田ロジック」の3つだけというパターンが多く、変化がありません。

ただ収録されている問題にはこの3つの手筋では解けないものも含まれていると思います。

投稿: ikachan | 2010年6月18日 (金) 21時14分

> それで思うのがニコリ社の方針についてです。何か頑なに
> 解法を限定している気がします。

そうでもないように思います。
ニコリ本誌やペンパ本は別にして、「激辛数独」を見る限り
vol.6・7あたりから「ナントカ Wing」や「三国同盟」など
より高度解法テクが必要な問題がチラホラ出始めています。
「数独通信」にも、その傾向があるようです。

> 四角の対角線を超えるテクニックは一部マニアのもの、と
> 考えているのでしょうか。

ニコリの編集方針は僕にはわかりませんが、僕個人の体験で
こんなことがあります。

数独ファンの友人・知人たちに、未公開の自作問題を時々
提供していますが、その中のいくつかに「ナントカ Wing」や
「三国同盟」などを組み込んでおくと、その問題に対し
「意地悪なコンちゃんらしいイヤな問題だ」と必ず複数の
友人・知人から云われます。
解答者に楽しんでもらえる問題は、一律に難易度だけでは
決められないところが、このパズルの面白いところだと
思っています。

> ニコリ社は元祖 Sudoku の出版社なのですから、Sudoku の
> 解法の進化に合わせて、わかりやすい解法から少しずつ解禁
> していったほうが良いように思うのですが。

酒の肴に、歯に負担のかかる固いスルメを好む人もいれば、
敬遠する人もいます。
これは良い・悪いと問題ではなく、解答者が変われば好みも
十人十色に変わるようです。
ニコリ社らしさ、世界文化社らしさといった異なる解き味の
数独・ナンプレ問題が共存・棲み分けいている現状で、良い
ように思います。

話は飛びますが……、
昨年、パリのキオスクで買った数種類の SUDOKU 雑誌の
問題は、いかにもコンピュータで自動生成させたような
無味乾燥な問題ばかりでした、
日本製の数独・ナンプレ問題の解き味は、個人的には世界
最高品質だと思っています。

投稿: 近藤夲 | 2010年6月19日 (土) 00時04分

近藤さんへ
いつもていねいなコメントありがとうございます。

「激辛数独」Vol.6とVol.7の自分の解答メモを見てみたのですが、Vol.6は55番で「Remote Pairs」の手筋を使いましたが、もう一度やり直してみるとこれは使わなくても解けました。あと103番で「四角の対角線(3行)」を使っています。またVol.7では98番で「四角の対角線(3行)」を使っています。

結局この2冊の問題は「N国同盟」と「四角の対角線(3行バージョンを含む)」までの解法ですべて解けると思われます。(ホームページにも載せましたが、ここまでの手筋で解ける問題が「上級問題」かな、と考えています)ということで私の解いた経験ではニコリ社では使う手筋を限定している、と感じています。

これ以上の手筋で私が使えるのは、「Finned Fish」「Sashimi Fish」「浜田ロジック」「Remote Pairs」「XY-Wing」「XY-Chain」「2-String Kite」だと思いますが、これらを使わないと解けないのが「超上級問題」と勝手に解釈しています。

ただ「Remote Pairs」や「2-String Kite」などは見つけやすい場合もあり、それらを使って1ヶ所突破すれば後はサクサク最後まで埋まる、という問題もあります。こういう問題は「四角の対角線」を何回も使うような複雑な問題より、むしろ解きやすいと思います。

もちろん数独ナンプレのどの部分に魅力を感じるか、というのは近藤さんの言うように人さまざまだと思いますが、数独ナンプレにハマっている人の中には、「N国同盟」と「四角の対角線」までで解ける問題だけをやっていると、物足りない感が出てくるケースもあるのではないでしょうか。

せっかく世界中の人が知恵を絞った、豊かな数独ナンプレの解法の世界が広がっているわけですから、これを紹介しない手はないのでは、と考えています。

投稿: ikachan | 2010年6月19日 (土) 12時21分

***** ikachan さんへ

> 「激辛数独」Vol.6とVol.7の自分の解答メモを見てみたの
> ですが、Vol.6は55番で「Remote Pairs」の手筋を使い
> ましたが、もう一度やり直してみるとこれは使わなくても
> 解けました。

この問題は、マス(4,1)と(4,8)に5と9の、そしてマス(9,2)と
(9,7)に同じく5と9の「二国同盟」を見つけることができれば、
あとは「独立国宣言」だけで解けますね。

> あと103番で「四角の対角線(3行)」を使っています。
> またVol.7では98番で「四角の対角線(3行)」を使って
> います。

確かに、これらは「独立国宣言」と「二国同盟」の初級解法
テクだけでは無理です。
Vol.6 No.103 も Vol.7 No.098 については、僕が知っている
用語で、Swordfish と称する解法テクを一箇所で使えば、
あとは「独立国宣言」と「二国同盟」で解けます。
このテクを必要とする問題は「激辛数独」Vol.6 から登場し
始め、それ以前では見当たりません。

今までの流れからいくと、本年12月10日には「激辛数独」
Vol.8 が発行されますが、ここでまた新たな高度な解法
テクを必要とする問題が登場するかもしれません。
今から楽しみです。

> …… ということで私の解いた経験ではニコリ社では使う
> 手筋を限定している、と感じています。

僕の印象は違います。
「限定」というよりも、上級解法テクの採用よりも「優先」
させる何かをニコリ社は編集方針上大切にしているように、
感じます(僕個人の勝手な思いこみですが…)。
つまり、「限定」という「禁止的行為」ではなく、何を優先
させるかといった編集方針上の「集中」と「選択」の結果
ではなかろうかと思っています(これまた僕個人の勝手な
思いこみですが…)。

ここまで書いたところで……、たまたまニコリ社から予期
していなかったメール便が届きました。
近々発売されるニコリ社の新刊本『数独はなぜ世界でヒット
したか 鍛冶真紀著・(株)メディアファクトリー刊』でした。
僕の投稿問題(激辛数独7に初出)が引用されているので、
送ってくださったんでしょう。
この本の「第4章 SUDOKU の作り手たち」に、鍛冶さんが
大切にしている数独問題の「解き味」について述べられて
おり、ここにニコリ社の投稿問題選定基準らしき考え方が
読み取れます。

投稿: 近藤夲 | 2010年6月21日 (月) 23時43分

はじめまして。
たこです。
偶然、このサイトに遭遇しました。
世界文化社の「難問ナンプレ解き方のコツ」は、
もう解かれたのですか?
いきなりで、申し訳ないのですが、ちょっと分からない
箇所があるので、教えて頂くことは、出来ないでしょうか?
大変、恐縮です。
宜しくお願い致します。

投稿: たこ | 2010年6月22日 (火) 14時17分

どうぞどうぞ、質問その他大歓迎です。
私が答えられない場合も、当サイトは優秀なスタッフを多数抱えておりますので、必ずや「たこ」様のご満足いただける回答が得られるものと確信致して・・・
嬉しくてちょっと脱線しました。

とにかく遠慮なくご質問ください。

投稿: ikachan | 2010年6月22日 (火) 20時38分

早急な返事有難うございます。
こんなに早く返事がもらえて嬉しいです。
世界文化社が出版されている、「難問ナンプレ解き方のコツ」で分からない問題があります。
後ろの練習問題ですが、49番目(119ページ)
の仮おさえのカーブを使う問題です。
いったいどこに、仮おさえのカーブを使う、二つの数字が入っているのですか?
後、解き方を詳しく書いて頂けると有難いです。
お手数ですが、宜しくお願い申し上げます。
説明されやすいように、下記に問題を載せておきます。


問題49
 ABC DEF GHI
①・1・ ・・3 ・・6
②・・5 ・4・ ・2・
③9・・ 2・・ 8・・
④・・・ ・・4 ・・3
⑤・・6 7・・ ・4・
⑥・7・ ・8・ 2・・
⑦・・1 ・7・ ・3・
⑧8・・ 9・・ ・・1
⑨53・ ・・・ 6・・

投稿: たこ | 2010年6月22日 (火) 21時06分

A1BCあ3XY6   A:247
       32Z   B:248
       81W   C:58
         3   D:589
         D   E:24589
         い   F:24789
         E   あ:59
         1   い:59
         F

上の図は49番の問題で、通常の手筋で少し数字が埋まった後の状態を表しています。(3が全部確定し、1が1か所埋まると思います)ただし右上ブロックと一番上の横列、一番右の縦列のみを書いてあります。(見にくい図で申し訳ないです)

数字は既にそのマスが確定したことを示しています。またA~Fは上の表にある数字が入る可能性があると思います。

また「あ」と「い」のマスは片方が5なら、もう片方が9。片方が9ならもう片方が5の関係になっていて、ここで「仮おさえのカーブ」の手筋が使えると思います。

つまり「仮おさえのカーブ」の考え方でA~Fまでのマスには5も9も入れません。なぜなら、A~Fのマスに5か9が入ると「あ」または「い」のマスに入る数字がなくなってしまうからです。

よってCのマスが8で確定し、Dのマスも8で確定します。ここから先はあまり難しいところはなかったように記憶しています。

「仮おさえのカーブ」の説明はややわかりにくいと思います。このブログでパズル好きさんとTachyonさんからコメントをいただいていて、それがとても参考になると思います。(数独日誌100527など)

投稿: ikachan | 2010年6月23日 (水) 20時32分

回答有難うございました。
そんなところに、潜んでいたのですね。
全然、気づきませんでした。
もっと、もっと勉強が必要だな痛感しました。
本当に有難うございます。
これからも宜しくお願い致します。

投稿: たこ | 2010年6月24日 (木) 18時52分

先日は、回答有難うございました。
もうすぐ、「難問ナンプレ解き方のコツ」が終わります。
50問中、自力で解けたのは半分程でした。
残りは、ソフトを使ったり、人に聞いたりしました。
今の自分のレベルは、中級から上級の間だと思います。
今、次にするナンプレの本を探していますが、何かお勧めはありますか?
本屋に行きましたが、種類が多すぎて、どれがいいか迷ってしまいました。
何か、良い本があれば紹介して頂けませんか?
何卒、宜しくお願い致します。

投稿: たこ | 2010年6月25日 (金) 20時02分

私が解いているのはニコリ社の本と世界文化社の本がほとんどです。他の出版社のものはあまり経験がないので、この質問の回答者としては適任でないような気がします。

中級から上級というとニコリ社の方が良いのではないかと思います。私が数独ナンプレにハマるきっかけになった、文芸春秋社「ニコリ数独名品100選」や「激辛数独」の初期のものなどいかがでしょう?ニコリ社のものは表出数字の配置がきれいです。

世界文化社のナンプレ本にも「準上級編」や「上級編」がありますが、解いたことがないのでよくわかりません。

もし解き方がまだ固まってないようでしたら、手前みそになりますが、私が使っている解き方(HPのikachanの数独三昧参照)は私の周りでもやっている人がいて、少し練習すればある程度機械的に上級までいけると思います。良かったら試してみてください。

投稿: ikachan | 2010年6月25日 (金) 21時38分

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