数独日誌100827
昨日の記事に引き続き、初めて解く本の紹介です。廣済堂出版「ナンプレ 超難問編」郷内邦義著 クロスワード編集部編初級、中級、上級、超上級、難問、超難問、限界とレベルが分かれている内の上から2つ目の難易度の本です。
これは残念ながらお勧めできません。巻頭にある解説が仮定法(背理法)のみなのです。2択マスで片方の数字を入れて解き続けると矛盾が出てくるので、もう一つの数字が確定、とする考え方が載っています。3題解いてみたのですが、1番の問題は久々のUnique Rectangle の手筋を使ってなんとか解けましたが、他の2題は通常の手筋では解けずじまいでした。
名前のある手筋を使って解くことを練習中の身としては、仮定法を使ってでしか解けない問題というのは、少なくとも今はあまり手を出したくない感じです。ひとつ下のレベルの難問編あたりにどういう問題が出ているか、知りたいです。
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コメント
いつも、このサイトにはお世話になっております。
新しい本ですが、世界文化社の「難問ナンプレに挑戦9」を買いました。
なかなか、解き応えがあります。
しかし、58番目の問題で、つまづいてしまいました。
お手数ですが、解説して頂いても宜しいですか?
ソフトで、解いてみたら、途中から仮定法を使い始めました。
出来れば、理詰めで解きたいです。
解けた所まで、書いておきます。
「難問ナンプレに挑戦9」の58番目の問題です。
横を行、縦を列と呼ぶことにします。
(例)「表出数字、左上ブロックの最上段にある6は、
(1,2)と表すことにします。」
出来たところは、(7,7)の3、(7,8)の1、
(8,2)の1、(8,3)の6、(4,6)の8、
(5,6)の4です。
わかったのは、ここまでです。
お手数ですが、この後の経過を、解説して頂いても宜しいですか?
宜しくお願い致します。
投稿: たこ | 2010年8月27日 (金) 20時06分
追加です。
残念なことに、58番に引き続いて、59番もソフトは仮定法を使って解いてました。
こちらも、解説して頂いてもいいですか?
59番は、(9,4)の8、(4,3)の2しかわかりませんでした。
お手数ですが、58番、59番の解説をお願い致します。
宜しくお願いします。
投稿: たこ | 2010年8月27日 (金) 22時08分
たこさんへ
58番は私の解答メモに、「左上ブロック2378の4国同盟」とあります。裏を返すと(1,1)(1,3)(3,3)の3マスに、残り数字145の3国同盟が成り立っている、ということだと思います。ここがポイントではないでしょうか。ブロック内のN国同盟は意外と気付きにくいですよね。
59番は特に解答メモはありませんでした。各マスごとに可能性のある数字をみていくと、(3,2)と(5,2)の2マスに78の2国同盟があるのがわかります。すると左中ブロックでは8は(5,1)と(5,2)の横2つしか入らず、(6,9)の8が確定します。後はなんとなく埋まるのではないかと思います。
私は各マスごとに残り数字をひととおり書いた後、まず数字1について左上ブロックから順に、間違いがないかチェックします。これを2~9まで行います。その過程で左中ブロックで8が横2つしか入らないことに気付きました。
N国同盟の後、ある数字がブロック内で縦または横にしか入らなくなる、というのもよく登場しますが、気付きにくいパターンだと思います。
投稿: ikachan | 2010年8月28日 (土) 10時07分
ikachanさんへ
今回も早急に丁寧な回答有難うございます。
このアドバイスを参考に、解いてみたいと思います。
今の私の目標として、難問ナンプレに挑戦シリーズは、全巻解きたいと考えています。
ikachanさんは、難問ナンプレに挑戦は、1から9まで全巻、解かれたのですか??
投稿: たこ | 2010年8月28日 (土) 16時45分
ikachanさんへ
超難問編は難しすぎましたか、残念だなあ。
Level 10なら「仮定法」を使わなくてもミシチャンのワザを駆使すれば全て理詰めで解けるのですが...
「難問編」はikachanさんには易しすぎると思います。
もうひとつ前に紹介した「プロ級ナンプレ」も今のikachanさんにはもう易しすぎるでしょう。
投稿: Tachyon | 2010年8月28日 (土) 17時13分
たこさんへ
世界文化社「難問ナンプレに挑戦」シリーズはひととおりやりました。私のHPの「ブログ記事一覧」にどんな本を解いたかが書いてありますので、よかったら参考にしてください。
Tachyonさんへ
そうですか、Level 10(1~22番まで)は理詰めで解けますか。うーん少し色気が出てきました。しばらくは手持ち本がかなりあるので、そちらを楽しみたいと思いますが、いつか挑戦しようという気になってきました。
投稿: ikachan | 2010年8月28日 (土) 20時56分
超難問編を見直してみました。
Nice Loopを使えないと確かに難しいと思います。
Level 11も仮定法ぬきで理詰めで全て解けますが、
Level 12になると、今の私の能力では仮定法を使わざるをえないのが1問だけ出てきます。
いつかの挑戦を期待しています。
投稿: Tachyon | 2010年8月29日 (日) 14時46分
ikachanさんへ
いつも、お世話になっております。
前回、ikachanさんが、紹介していた本を探してみましたが、残念ながら近くの書店には、おいていませんでした。
機会があれば、大きな書店に出向きたいと思います。
ところで、世界文化社が出している、難問ナンプレに挑戦シリーズで、どれも難しいとは思いますが、一番まだ簡単なのは、第何巻ですか?
ブログを見る限り、第2巻が一番難しいみたいですね。
簡単なやつから、やっていきたいな思います。
回答を期待しています。
よろしくお願い致します。
投稿: たこ | 2010年8月30日 (月) 20時29分
世界文化社の本は「超上級編」シリーズ、「難問ナンプレに挑戦」シリーズ、西尾徹也氏の本をやりましたが、どれもお勧めできます。
「超上級編」シリーズは基本的にだんだん難しくなっていると思います。お尋ねの「難問ナンプレに挑戦」シリーズですが、やっているうちに私も上達してきたと思われるので、難易度判定はなかなか難しいです。私の印象ではNo.1、No.3、No.5あたりが比較的取り組みやすいのではないかと思います。詳しくはブログ記事をご覧ください。
No.1 数独日誌090621~090706
No.3 数独日誌090202
No.5 数独日誌091001~091116
投稿: ikachan | 2010年8月30日 (月) 22時32分
ikachanさんへ
本当に、いつも、お世話になっております。
世界文化社の難問ナンプレに挑戦9で、また分からない問題が出ました。
(82番)
これは、浜田ロジックを2回使う問題です。
一回目の浜田ロジックは、理解出来ましたが、2回目の浜田ロジックが、よく理解出来ません。
自力では、解けなかったので、ソフトの力を借りました。
ソフトでは、2回目の浜田ロジックを、h-9、b-9、b-8、h-4、e-4で、していましたが、何故この箇所で、浜田ロジックが使えるのかが、理解出来ません。
お手数ですが、解説して頂いても宜しいですか?
途中経過
123 456 789
a634 -2- 871
b-9- --4 5--
c512 378 496
d246 --3 957
e189 -57 --4
f375 4-- 1-8
g96- 7-- -45
h45- --- -8-
i-23 -4- -19
(h-9)
2,3の候補
(b-9)
2,3の候補
(b-8)
2,3の候補
(h-4)
2,6,9の候補
(e-4)
2,6の候補
(84番)
以下までは、簡単に埋まりましたが、ここからが駄目で、
ソフトを使ってみても、仮定法を使って解き始めました。
理詰めで解く方法はありますか?
途中経過
123 456 789
a--- 652 --3
b--- 139 6--
c-63 847 ---
d198 463 752
e625 718 349
f374 295 -6-
g--- 976 ---
h--6 38- ---
i8-- 52- --6
上記2題、お手数ですが、解説お願い致します。
宜しくお願い致します。
投稿: たこ | 2010年9月 2日 (木) 11時15分
(追加)
ikachanさんのブログを改めて、読み返してみて、84番は「Finned Fish」という手筋を使うことが分かりました。
しかし、どこに「Finned Fish」が潜んでいるのかが、分かりませんでした。
恐れ入りますが、御回答の程、よろしくお願いします。
本当に、いつもお世話になってます。
投稿: たこ | 2010年9月 2日 (木) 14時03分
私もこのブログを通じていろいろな方から教わりました。遠慮なくご質問下さい。
(82番)
お使いのソフトが2回目の浜田ロジックが使えるとする箇所(5マスのうち前半の3つのマス)は私にもよくわかりません。私が考えたのはh-9,g-7,e-7にある23の2択連鎖で、この3つのマスには、この順に232と入るか323と入るかのどちらかになります。ここで232と入ると4列に2が入らなくなるので(5マスのうち後半の2つのマス)、この3つの2択連鎖マスは323と入ることが決定します。
(84番)
私は四角の対角線、Finned Fish、Sashimi Fishを同じタイミングで探します。すると7についてのFinned Fishの手筋が見つかりました。i行はi-3とi-8に7が入ります。a行はa-1とa-3とa-8に7が入ります。a-1(魚のひれFinにあたる)があるために四角の対角線の手筋は使えませんが、Finを含むa行について、a-8に7が入ると、i列はi-3のほうに7が入ることになり、残りa-1とa-3に7が入ってもb-3から7を排除でき、b-3は2で確定します。
それにしてもこの84番はなかなかの傑作です。1が表れていない、Finned Fishを使う直前の段階で、四隅の4つのブロック以外はほぼ確定するなど、とても面白い解き味だと思いました。
投稿: ikachan | 2010年9月 2日 (木) 21時24分
廣済堂の超難問篇、全問を、仮定法を使うことなく、理詰めで解くことができました!
ミシチャンだけでなく、SudopediaやHodokuのワザを駆使せねばなりませんでしたが...
ikachanさんの挑戦を期待しています。
投稿: Tachyon | 2011年1月29日 (土) 22時03分
Tachyonさんへ
いつもコメントありがとうございます。
廣済堂の超難問篇について、前のコメントではレベル12まで、というお話でしたから、それ以降レベル13,14,15とすべて理詰めで解いたわけですね。すごい!!! Tachyonさんに「世界で一番難しいナンプレ問題」でコメントを寄せていただいた時、使った手筋が書いてありましたが、私の知らない手筋も多く、ナンプレの達人となるにはまだまだ道遠し、と思ったことでした。
手持ちの本がなくなったら、ナンプレを作る方と、まだ知らない解法を勉強する方をやろうと思っています。
投稿: ikachan | 2011年1月30日 (日) 10時03分