数独日誌110209
世界文化社「難問ナンプレに挑戦11」、☆7つの25題が終了しました。これで☆6つと☆7つが残り30題ずつになったので、これからはこの2つのレベルを交互に解いていきます。
最初に前回の記事で書き落としたことをひとつ。表出数字の配置のことですが、この本には点対称の問題が1題もない、というのです。これは基本的に点対称の問題しか掲載しないニコリ社へのあてつけかしら、と思ったことでした。
さて今回のトピックはこの本で使われている手筋です。ここまでの25題は、初級中級手筋でかなりマスが埋まり、途中で2国同盟、3国同盟がたくさん登場し、そのまま最後までいける場合と、そうでなければ四角の対角線(3行バージョンを含む)が比較的見つけやすい形で登場していて、そこに気が付くとフィニッシュまで行ける、というパターンが多かったです。
前のVol.2で私の解けた99問の解答メモを見てみると、使った手筋はほとんどこのN国同盟と四角の対角線(3行以上を含む)だけなのです。ただその重なり具合は尋常ではないのですが。この本の巻頭にある「ナンバープレイス手筋集」を見ても、稲葉さんはどうもこの手筋にこだわりがあるようです。
他の上級手筋として、XY-Wing、XY-Chain、Remote Pairs、浜田ロジック、W-Wingなどなかなか楽しめる手筋も多くあるわけですが、はたしてこういう手筋は今回も登場しないんでしょうか。
以下私の使った手筋です。
4国同盟(隠れ2国) 60,64
5国同盟(隠れ2国) 62
5国同盟(隠れ3国) 56
四角の対角線 55,64
四角の対角線(3行) 60,64,65
四角の対角線(3行)×2 54,62
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