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数独日誌111216

   ニコリ社「激辛数独10」作家シリーズ第一弾、おく山みつゆきさんとあらさんです。

   おく山みつゆきさんは34,51,80,95,100,102,105番の計7題、あらさんは13,14,20,26,29,44番の計6題の掲載です。お二人に共通しているのは、比較的表出数字が少ないこと。(おく山さんは平均が21.4、あらさんは21.8となっています)その配置がとてもきれいなこと。異なっている点は難易度でしょうか。

   あらさんの44番は2国同盟しか使いませんでしたが、私の好きな局部限定の手筋がたくさん登場し、解き味抜群でした。
http://puzzle.gr.jp/show/Japanese/NPStrategies/Localization(例2の方です)

   おく山さんの102番は、表出数字の配置が美しくすっきりしていて(表出数字20個)、序盤から中盤の波及が見事で、その結果としてn国同盟の仕込みが多く、ラストのフィニッシュの手筋まで、全体としてとても完成度が高い問題です。というか、その巧みさは人間技とは思えません。世界文化社の作者は表出数字のきれいさにこだわる方はあまりいないので、世界文化社にはいないタイプの作家です。(世界文化社で強いてあげれば西尾徹也さんでしょうか)

   102番がとても良かったので、105番(最終問題)は最後にとって置くことにしました。次回は近藤夲さんとがじがじさん、その次はあんぱいさんとCastyさんを予定しています。
以下私の使った手筋です。

3国同盟 80,95,100
3国同盟×3 51
3国同盟×4 102
4国同盟(隠れ2国) 102
4国同盟(隠れ3国)×2 102
4国同盟×2 102
四角の対角線 100
四角の対角線(3行) 100,102
四角の対角線(3行)×2 95

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