数独日誌120111
ニコリ社「激辛数独10」作家シリーズ第五弾、はあさんさんとぶろちゃんさんと内山正樹さんです。はあさんさんは56,58,72,73,92番の5題、ぶろちゃんさんは21,30,39,60,62,77番の6題、内山正樹さんは4,7,10,23,38番の5題掲載です。
はあさんさんは表出数字の配置はきれいなのですが、中盤がなかなか手が進みません。残りマスの候補数字をひととおり調べると、やっとポイントが見つかる、というパターンが多かったように思います。92番は面白い問題で(表出数字が32個もありました)いかにも四角の対角線をねらったような配置で、なかなか解き応えがありました。
ぶろちゃんさんは逆に、見た目の美しさより、解き味重視派とお見受けしました。序盤から中盤にかけて気持ちよく波及していく感じです。私も最近は老人力が増したせいか、残りマスの候補数字のチェックが億劫になってきて、どちらかというと見た目がきれいな問題より解き味重視の問題の方がいいかな、と思うようになってきました。もちろんこれが両立できれば一番良いわけですが。62番は私の好きな局部限定がうまく使えました。
http://puzzle.gr.jp/show/Japanese/NPStrategies/Localization
(例2の方です)
内山正樹さんはパズル通信ニコリ別冊「決定版数独」(2006年4月発行)でお顔は存じ上げていました。手筋としてはブロック内の2国同盟しか使っていなかったと思います。解くときも、1から順に数字を見ていくことを前提としているような問題の作りで、極めて気持ちよく、手が止まることなく、サクサク埋まっていきます。
因みに上記の本は数独の作り方なども載っていて、2006年6月から数独をスタートさせた私が最初の頃解いた本で、なかなか思い入れのある本です。次回はNishino Tatamiさん、蒔田亨さん、我ヒトにあらずさんの予定です。以下私の使った手筋です。
3国同盟 72,73,92
4国同盟(隠れ2国) 92
四角の対角線 77
四角の対角線(3行)×2 92
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