数独日誌120115
ニコリ社「激辛数独10」作家シリーズ第六弾、Nishino Tatamiさん、蒔田亨さん、我ヒトにあらずさんです。Nishino Tatamiさんは6,9,15,40番の4題、蒔田亨さんは11,16,18,27番の4題、我ヒトにあらずさんは17,19,32,68番の4題掲載です。
Nishino Tatamiさんの問題は気持ちよく手が進んでいきます。私は9番が最も手がかかりました。蒔田亨さんは前に紹介したパズル通信ニコリ別冊「決定版数独」(2006年4月発行)に内山正樹さん、古池東風さんと一緒に鼎談に参加している方です。手慣れた問題作り、という感じです。
我ヒトにあらずさんの作品が、私にとって今回の「激辛数独」の収穫でした。特に19,32番の2題は表出数字の配置の美しさ、手が進んでいくような配置の巧みさが高いレベルで両立されていたと思います。かなりの作り手とお見受けしました。
17番は7がひとつも現れていなく、4は1つだけ現れています。そして最後は47の2国同盟がたくさん登場します。19番は空きブロックが4つもあるキレイな配置、解き味の斬新さなど、一押しの問題です。32番はやはり空きブロックが3つあり、6と9についての局部限定が使えます。
次回は鴈野敏生さん、Kokiさん、あばチャンさん、ホーナタタさんの予定です。ところで話は変わりますが世界文化社「超上級編28」が出ませんね。ここ何年も年3回発行で、12月15日に発売されるはずなのですが、どうしたんでしょう?
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コメント
激辛数独10とは関係ないけど、
ヒント数が16以下のナンプレは解答できないことを証明した数学者がいるようです。スパコンで力ずくみたいだけど、、
http://www.nature.com/news/mathematician-claims-breakthrough-in-sudoku-puzzle-1.9751
投稿: まあ坊 | 2012年1月17日 (火) 21時52分
***** まあ坊 さん
ヒント数最少記録にチャレンジし続けてきた近藤夲です。
僕にとって、とても貴重な情報をありがとうございました。
> ヒント数が16以下のナンプレは解答できないことを証明した
> 数学者がいるようです。スパコンで力ずくみたいだけど、、
そうでしたかぁ~?!
ガックリッ!! (~o~;)
ニコリ・ルールに準拠した点対称型でヒント数18個までは
何とか作ってきており、その次のステップとして「点対称型で
17個」に今の今まで密かに挑戦し続けていました。
しかし、この報道から察するに、ぼくのこのこの挑戦は風車に
立ち向かうドンキホーテみたいな暴挙なんでしょうね。
もう、諦めよぉ~っと……!! \(^o^;)">
投稿: 近藤夲 | 2012年1月17日 (火) 22時45分
まあ坊さんへ
コメントありがとうございます。数独ナンプレの世界でのビッグニュースですね。最少個数が対称形では18個、非対称形では17個というのはWikipediaで読んだと思ったので、今もう一度そのサイトを見たら、まあ坊さん提供の最新ニュースがしっかり出ていました。
Wikipediaによると1月6日にアイルランドの数学者Gary McGuireが証明した、と書いてありました。日本の新聞や雑誌にはこのニュースは出なかったんですかね?
投稿: ikachan | 2012年1月17日 (火) 23時16分
「究極難解ナンプレ Vol.1 (晋遊舎ムック)」というヒント数17個の問題だけの本があります。
Nice Loopを使わないと解けない問題も少し入っているそうです。
投稿: Tachyon | 2012年1月22日 (日) 12時22分