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2013年4月

数独日誌130429

   学研「モンスターテクニック」レベル2の10題をやりました。大苦戦でした。一応どのテクニックを使うか、というヒントは書いてあるのですが、どうもうまく見つかりません。「ミックス連鎖」という手筋はW-WingとM-Wingが例に出ているのですが、それを使うとされている問題で、この2つの手筋が1つも見つかりませんでした。

   結局XY-ChainやNice Loop、背理法などを使いまくり、なんとか攻略した感じです。(35番を除く)次回はレベル3の10題を報告しようと思いますが、最後まで行き着くかわからない状態になってきました。
以下使った手筋です。

No.31 5マス構成のXY-Chainでr9c8とr8c4から4を除外 
No.32 苦戦。7マス構成のXYZ-Chainでr8c4から1を除外
No.33 Finned Fishでr4c5から6を除外、4マス構成のXY-Chainでr9c9から6を除外
No.34 大苦戦。5つのXY-Chainでr5c3から3を、r9c9から6を、r7c5から7を、 r7c4からも7を、r7c6からも7を除外

No.35 第6列に3459の4国同盟、26のRemote Pairsでr8c2から2を除外、とここまで きて、いつも使っている「数独ソルバー」で残りマスの候補数字のチェック をしていたら、また「次へ」ボタンを押しすぎてしまい、次の手筋が表示されて しまいました。このソルバーではこの後XY-Chainを何回か使うようです。
    (http://www.sudokugame.org/puzzle.php
 
No.36 Finned Fish(3行)でr3c3から8を除外、背理法でr6c3から1を除外(第3列 に1が2つ入ってしまう) 
No.37 第5行に689の3国同盟、6マス構成のNice Loopでr3c9から9を除外

No.38 めちゃめちゃ苦戦。Sashimi Fishでr4c8から6を除外、Finned Fishで r2c5から6を除外、Finned Fishでr7c5から9を除外、Nice Loopでr1c8から5を除外、背理法でr23c4から5を除外、XY-Chainでr5c8から5を除外、Simple  Chainでr8c4から5を除外、Nice Loopでr8c9から2を除外

No.39 右下ブロックに134の3国同盟、Finned Fishでr9c5から6を除外、背理法で r4c4から8を除外(右中ブロックに8が入らない)
No.40 5マス構成のNice Loopでr2c5から8を除外

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数独日誌130422

   学研「モンスターテクニック」レベル1の14題の報告です。レベル1はこの本でいう「ペア連鎖」と「2数連鎖」の問題で、最大連鎖は4マスまでということになっています。ただあまり連鎖の数は気にせず、この2種類の問題を解くときに使ったSashimi Fish、Finned Fish、XY-Chainの手筋をメインに探して、解いてみました。

   全般に、序盤から中盤にかけての波及が素晴らしく、いまのところ、この本好印象です。難易度的には世界文化社の本によく登場するレベルだと思います。23番と25番が苦戦しましたが、23番はXY-Chainを3回も使って、また25番はSashimi Fishと4マス構成のXY-Chainで攻略できました。

   以下私の使った手筋です。次回はレベル2の10題を報告したいと思います。
3国同盟 18,22
3国同盟×3 29
4国同盟 19
四角の対角線(X-Wing) 19,29
四角の対角線(X-Wing)×2 26
四角の対角線(3行 Swordfish) 29
Sashimi Fish 25,26,28,30
Finned Fish 21,30
Remote Pairs 18
XY-Wing 17,19,24,26,27
XY-Chain 20,21,22,24,25,28,29,30
XY-Chain(連続タイプ XY-Loop) 27
XY-Chain×3 23
2-string kite 28
(注)XY-Loopについては以下のページを参考にしてください。
http://ikachan.cocolog-nifty.com/blog/2011/08/110806-1a7b.html

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数独日誌130421

TachyonさんからいよいよGrouped Nice Loopの問題を提供していただきました。いつもありがとうございます。Σ-Wingももう一度復習しないと、ちょっと忘れてしまいました。

数独日誌130401のコメント欄からまた引っ越しすることにします。
なお過去の数独日誌の記事は「ブログ記事一覧」からジャンプしてください。
http://ikachanzanmai.private.coocan.jp/burogukiji-ichiran.html

さてお次は、
WとくればM、MとくればΣということで、Σ-Wing程度
(数独日誌111022~111124頃のコメントを参照)
のGrouped NiceLoopの問題を出したいと思います。
どの問題も、基本的な技(N国同盟を含む)と
Grouped NiceLoop 一発で解けます。

Grouped Σ[1]

093 508 040
000 040 000
748 009 520

009 001 000
062 000 850
000 800 400

025 100 904
900 080 000
004 902 630

Grouped Σ[2]

000 207 850
000 018 000
728 006 000

830 629 400
004 185 900
009 743 068

080 001 042
002 864 000
043 002 080

Grouped Σ[3]

000 002 490
941 378 652
006 904 000

010 000 000
630 000 029
000 000 060

000 096 500
560 047 980
097 500 206

Grouped Σ[4]

601 007 094
307 060 080
000 001 736

400 050 620
000 106 900
060 090 003

530 200 000
070 000 402
200 600 309

Grouped Σ[5]

090 008 305
183 000 006
056 340 980

000 900 030
060 023 050
030 004 000

928 417 563
300 000 102
600 230 000

Grouped Σ[6]

000 007 509
070 004 602
002 106 087

207 900 060
000 060 000
030 008 905

320 009 100
100 400 000
704 600 000

Grouped Σ[7]

000 005 273
000 100 598
000 070 614

026 417 000
000 000 000
000 290 460

932 060 040
157 004 006
468 700 000

Grouped Σ[8]

405 000 000
003 405 270
000 300 546

300 806 900
000 107 000
001 503 002

530 001 000
096 230 000
000 050 803

Grouped Σ[9]

240 000 009
000 160 400
100 409 080

809 001 650
001 900 800
075 800 391

010 204 000
004 097 000
002 010 045

Grouped Σ[10]

100 200 007
935 671 482
002 090 000

200 009 000
019 754 320
000 802 004

000 027 000
028 000 670
500 086 203

解き方にこだわる必要はありませんが、参考までに、
Σ-Wing、Σ-WingⅡ/Ⅲ等を以下のようにまとめてみました。
上記のΣの問題は全て、下記いずれかのパターンで解けます。

※左端と右端のXYは、同一マス(二択マスである必要はありません)です。
そして不連続マスとなり、そこからXを除外できます。

Σ-Wing:
XY=YZ=Z-ZX-XY
(「-ZX-」のZXは必ず二択マス)

Σ-WingⅡ:
XY=Y-YZ-ZX-XY
(「-YZ-」のYZ、「-ZX-」のZXは必ず二択マス)

Σ-WingⅢ:
XY=Y-YX-X=X-XY
(「-YX-」のYXは必ず二択マス)

Σ-WingⅣ:
XY=Y-Y=YX=X-XY
多節棍とX-Cycleの組み合わせで、
ikachanさんのGrouped M-Wing[1]での解き方です。

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数独日誌130418

   学研「ナンプレ超解法 モンスターテクニック」の11番~16番までをやりました。ここまでが解説で、残りの17番~90番まではすべて練習問題になっています。解説、例題、練習問題の流れが序盤で終了してしまい、もう少し解説がていねいでもよかったのでは、と思わせます。

   P30の解説はW-Wing、P31の解説はM-Wingの手筋です。
11番はr3c9(59)の2択マスを含むM-Wingでr8c9から9を除外。
12番はr5c6(59)の2択マスを含むM-Wingでr4c4から9を除外。
どちらもこの一発で解けたと思います。

   P34とP35はどちらもNice Loopの手筋ではないでしょうか。
P34はABCDEAの順に、8弱-8強-8弱-4弱-8弱で弱リンクの重なるAから8が除外できます。P35はABCDAの順に、4強-4弱-6弱-8弱で強リンクと弱リンクが重なるAから弱リンクの数字の8を除外できます。

   13番はr8c4(489)-r8c9(13458)-r9c9(1345)-r9c6(149)-r8c4
(8強-3強-4強-4弱(強))
これで4マス構成の不連続タイプのNice Loopが成り立ち、不連続点のr8c4から弱リンクの数字である4が除外できます。これは残りマスの候補数字をチェックした後、強リンクを示す<>のマークをつけて探しました。

   14番は見落としたようです。結局XY-Chainを3回も使う羽目になりました。
1回目 45,59,93,34のXY-Chainでr9c56から4を除外
2回目 65,52,24,45,59,93,31,16のXY-Chainでr4c1とr6c5から6を除外
3回目 48,89,95,54のXY-Chainでr9c2とr8c8から4を除外

   15,16番はGrouped(この本では「ミニブロック」という言葉を使っています)の形の問題です。

15番は第3列に579の3国同盟(14の隠れ2国)
その後、なんとTachyonさんから教えていただいた、練習したばっかりのGrouped M-Wingを使いました。つまり、
r89c8(57/257)-r9c9(27)-r4c9(278)-r4c7(27)
(7強-2強-2弱(強))
これでr89c8とr4c7の両方を臨むr5c8から7が除外できます。

16番はうまくGroupedの形が見つけられず、結局Nice Loopを2回使って何とか攻略しました。1つ目でr5c5から3を除外、2つ目でr4c7から1を除外しました。

次回は練習問題のレベル1、17番~30番を報告したいと思います。

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数独日誌130414

   学研の「ナンプレ超解法 モンスターテクニック」最初の10題をやってみました。取り上げてあるテクニックは、前半はミシチャンさんの分類でいうとX-cycle、後半はXY-chainだと思われます。全体的に序盤中盤でよく埋まり、解き味は良かったと思いました。

   実は私はX-cycleはあまり使った記憶がありません。今回別の手筋でどう解けるかと思って挑戦したところ、すべてFinned FishとSashimi Fishで解くことができました。Finned FishやSashimi Fishは、残りマスの候補数字を書き出した後、n国同盟を探し、その次に四角の対角線と同じタイミングで探しているので、私の解き方では比較的早く見つけることができます。

次回は11番~16番を報告したいと思います。以下私の使った手筋です。

Finned Fish 1
Sashimi Fish 2,3,4,5
Sashimi Fish(3行) 5

後半の8番はやや苦戦しました。XY-chain一発で解けましたかね?

XY-chain 6(4マス構成),7(5マス),8(5マス),9(5マス)
XY-chain×2 10(5マス+5マス)
Finned Fish(3行) 8

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数独日誌130410

   池田書店「激7」の問題番号下一桁が6の問題を報告します。
ちょっとやりずらい問題がありました。86番や106番です。86番は8についての四角の対角線(X-Wing)の後、39,95,54,453のXYZ-Chainでr4c1から3を除外。XY-ChainやXYZ-Chainは、あるマス(この場合はr4c1)にある数字(この場合は3)を入れると、矛盾が起こることから見つけています。

   106番は5についてのFinned Fishでr46c5から5を除外、その後、56,651,15,58,82,26,65のXYZ-Chainでr5c6から5を除外、としたのですが、実は最初と最後の56は同じマスなのです。

   こういうのは今までなかったように思います。これも見つけたのはr5c6に5を入れると第1のマス(r5c5)が6、第2のマス(r5c8)が1、第3(r2c8)が5、第4(r2c5)が8、第5(r6c5)が2、第6(r4c5)が6となって第5列に6が2つ入ってしまう、という背理法からです。

以下私の使った手筋です。
3国同盟 16,66,76,116,126
四角の対角線(X-Wing) 86,96 
Remote Pairs 56
XY-Wing 116
Finned Fish 106,116
Finned Fish(3行) 116
Sashimi Fish(3行) 126 
XY-Chain 56,66,96,126
XYZ-Chain 86,106,126

  「激7」をいったんお休みにして、次回はDokuZukiさんに紹介していただいた学研の「ナンプレ超解法 モンスターテクニック」をやりたいと思います。一応順番に解いてみたいと思います。

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数独日誌130407

   池田書店「激7」問題番号の下一桁が5の問題の報告です。
今回もなかなか解き心地が良かったです。5番は配置がとても上手で、45番も面白い問題でした。手筋もいろいろな種類を使いました。

以下私の使った手筋です。
3国同盟
3国同盟×2 45
4国同盟 45
四角の対角線×3 115
Remote Pairs 95
Finned Fish 115
Sashimi Fish 105
Sashimi Fish×2 125
XY-Wing 55,115,125
XY-Chain 95,105

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数独日誌130403

   池田書店「激7」問題番号の下一桁が4の問題をやりました。後半はXY-WingやXY-Chainを使う問題が多く、ということは序盤から中盤にかけてかなり埋まるので、全般に解き味はよろしいと思いました。最後の124番は28,83,37,75,59,92のXY-Chainで、最初のマスと最後のマスの両方を臨むr3c8から2を除外して、この一発で解けました。

以下私の使った手筋です。
3国同盟 24
3国同盟×3 84
Sashimi Fish(3行) 84
Remote Pairs 114
XY-Wing 114
XY-Chain 94,124
XY-Chain×2 104

   先日DokuZukiさんに紹介していただいた学研パブリッシング発行の「ナンプレ超解法 モンスター・テクニック」をゲットしました。4月9日発行となっていいるので、できたてのホヤホヤです。例題と解説そして練習問題という構成です。雑誌に掲載されていたものをまとめたもののようで、著者のP.クリエーションさんという名前には初めてお目にかかります。

   この本では強リンクは「ペア」という用語で表しています。ざっと見た感じで解説してあるテクニックは、
・X-cycle
(1種類の数字のNice Loop これは実戦であまり使ったことがありません。因みにこのテクニックの例題ではFinned Fishが使え、同じ結果になりました)

・3国同盟
・XY-Chain

・M-Wing
(本文P31の例題がどうもこの手筋のようなのですが、この例題にも同じ2択マスが2つ登場していません。やはりM-Wingの定義が今一つわかりません。P30もM-Wingなのでしょうか)
・Nice Loop
(P34以降はNice LoopやGrouped Nice Loopの記述もあるようです)
といったところでしょうか。

   池田書店「激7」の下一けたの問題の5と6が終了したら、いったん休止してこちらの本を挑戦したいと思います。

(追加)
   Tachyonさんから数独日誌130401にコメントをいただいて、M-Wingの定義がよくわかりました。この本のP31の例題はM-Wingですね。「X+ = XY+ = Y+ - YX」の順番に書くと、
r2c2(18)-r2c5(358)-r5c5(23)-r5c3(38)
(8強-3強-3弱)
となり、最初のr2c2と最後のr5c3の両方を臨むr123c3とr456c2から8が除外できます。

   これらのマスに8が入ると、r5c3が3となり、r5c5に3が入らないので、r2c5が3となり、r2c2は8となります。すると左上ブロックあるいは第2列に8が2つ入ってしまいます。
(因みにP30の例題はW-Wingでした)

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数独日誌130401

   Tachyonさんからまたまた問題提供していただきました。今回はGrouped M-Wingを使う問題です。M-WingについてはまずDokuZuki(旧パズル好き)さんから最初に教えていただきました。(数独日誌101109参照)またM-Wingを使う問題をDokuZukiさんやTahcyonさんからも提供してもらいました。(数独日誌110918参照など。過去のブログ記事は以下のページからジャンプしてください)
http://ikachanzanmai.private.coocan.jp/burogukiji-ichiran.html

   ただこのとき私が解いたときのコメントを読むと、M-Wingを使っているのか、どうもよくわかりません。M-WingはXYという2択マスが2つ登場する形が標準だと思われるのですが。今回の問題を使って復習しようと思います。

   M-Wingについては南碁空さんのサイトにわかりやすい解説があります。http://nangoqoo.jimdo.com/

   先日DokuZukiさんに紹介してもらった、学研パブリッシングの「ナンプレ超解法モンスター・テクニック」ですが、近所の本屋にはなかったので取り寄せることにしました。

   以下M-Wingを使う問題を数独日誌130224のコメント欄から引っ越しすることにします。

>W-Wingとくればもう、やはりM-Wingでしょう。
>ということで、お次は、Grouped M-Wingの問題を紹介したいと思います。
>どの問題も、基本的な技(N国同盟を含む)と Grouped M-Wing 一発で解けます。

>X=XY=Y-YXのパターンを思い出して解いてみて下さい。

Grouped M-Wing[1]

603 092 007
005 070 080
007 000 010

700 000 003
030 469 070
800 000 006

040 000 000
070 040 200
100 930 704

Grouped M-Wing[2]

812 600 070
060 058 040
504 017 006

276 000 400
001 706 900
008 000 607

020 870 004
040 562 030
080 001 702

Grouped M-Wing[3]

700 082 390
040 000 001
860 001 000

000 096 500
000 020 000
006 850 000

600 700 032
900 008 060
034 260 008

Grouped M-Wing[4]

004 932 008
290 680 000
083 710 009

006 290 054
000 347 000
420 560 900

000 006 100
000 053 092
800 109 300

Grouped M-Wing[5]

407 690 582
800 002 490
090 080 000

000 008 907
081 000 600
509 300 800

008 000 040
003 200 008
604 837 009

Grouped M-Wing[6]

000 079 048
970 504 000
400 600 070

702 000 000
005 020 107
000 007 425

060 003 004
000 701 036
800 900 000

Grouped M-Wing[7]

062 598 140
480 030 000
000 046 800

006 800 059
900 357 008
850 000 300

003 400 080
000 083 006
098 005 234

Grouped M-Wing[8]

030 160 000
080 009 000
509 800 000

015 008 004
060 010 020
700 600 310

000 581 203
000 906 070
000 047 080

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