数独日誌140322
【超上級編終了】世界文化社「超上級編31」終了です。今回もなかなか楽しめました。終盤の問題はいつものように少し詳しく手筋を書くことにします。終盤の問題はいろいろな解き方がありそうで、別の解き方をされた方、コメントをいただけるとうれしいです。次回は世界文化社の新シリーズ「難問ナンプレタイムアタック」を取り上げようと思います。
94番
第4行に156の3国同盟
5についての四角の対角線(3行 Swordfish)
9についての四角の対角線(X-Wing)
95番
第3行に179の3国同盟
86,62,28のXY-Wingでr4c3から8を除外
62,28,86のXY-Wingでr3c1から6を除外
第4行に1347の4国同盟
97,71,17,79のXY-Chainでr5c5から5を除外
96番
6,5,9についての局部限定
2についてのFinned Fishでr4c7から2を除外
7についてのSashimi Fishでr23c7から7を除外
47,71,14のXY-Wingでr8c6から4を除外
97番
1についての四角の対角線(X-Wing)
49,91,14のXY-Wingでr6c5から4を除外
第5行に678の3国同盟
9についての四角の対角線(X-Wing)
92,24,49のXY-Wingでr5c2から9を除外
4マス構成の46のRemote Pairsでr7c8から4を除外
98番
8,9,3についての局部限定
1についての四角の対角線(X-Wing)
21,18,82のXY-Wingでr8c5から2を除外
99番
6についてのSimple Chainでr8c17から6を除外
27,73,39,92のXY-Loopで
第1行から7を、
第9行から9を、
第2列から2を、
第8列から3を除外
第1行に237の3国同盟
100番
これが一番てこずりました。久しぶりに、別の紙に8が入る可能性のあるマスを盤面に書き出しました。久々の2-String kiteや最後のSashimi Fish(3行)はこの紙で見つけました。
中上ブロックに267の3国同盟
6についての四角の対角線(X-Wing)
1についてのSimple Chainでr4c6,r5c4から1を除外
83,38,81,18のXY-Chainでr5c4から8を除外
第4列に27の2国同盟
2-String kiteでr4c7から8を除外
83,31,18のXY-Wingでr6c7から8を除外
Sashimi Fish(3行)でr8c1から8を除外
101番
1についての四角の対角線(3行 Swordfish)
5についての四角の対角線(3行 Swordfish)
第9行に367の3国同盟
6についての四角の対角線(3行 Swordfish)
第1列に37の2国同盟
4についての四角の対角線(3行 Swordfish)
24,43,32のXY-Wingでr3c4から2を除外
表紙の問題
3についての四角の対角線(3行 Swordfish)
1についてのSashimi Fishでr8c7から1を除外
4についてのSashimi Fishでr8c3とr5c2から4を除外
7についてのSashimi Fishでr9c6から7を除外
前半の問題で私の使った手筋です。
3国同盟 35,40
4国同盟(隠れ2国) 37
四角の対角線(X-Wing) 33,38,39
Sashimi Fish 36,37
Remote Pairs 34
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コメント
[100]下のブロックで2択化が進んでいます。左下ブロックの8、8をスタートペアに選びます。r1c7が2に確定します。終わりまで行くと思います。
投稿: htms42 | 2014年3月24日 (月) 16時28分
htms42さんへ
コメントありがとうございます。
2択ポイントチェック法は、本当に難しい、例えば今Tachyonさんから提供していただいているような超難問の場合は、使ってみようかという気になるかもしれません。
しかしながら普段解いている世界文化社の問題などは、通常のいろいろな手筋を探す楽しみ、うまく作者の想定の手筋が読めて、その通り解けた時の喜びなどが大きく、これは当分止められないと思います。
投稿: ikachan | 2014年3月24日 (月) 20時41分
>2択ポイントチェック法は、本当に難しい
ikachanさんが「むつかしい」と思っておられるとは思っていませんでした。
試しにこの[100]でやってみてはいかがでしょう。
基本の発想は2択の数字a1,a2を軸にして候補数字を整理してみようというものです。候補数字をa1につながるグループ、a2につながる数字のグループ、a1,a2につながらない数字のグループの3つのグループに分けるという作業です。その作業の途中で矛盾に行き着く場合もあります。その場合は矛盾の生じた方を削除します。矛盾に行きつかなくても、第3のグループの数字は削除できるのですからかなり手が進みます。3択以上で存在している数字は2択に変えることができます。a1から始めてもa2から始めても同じ数字に行き着くことがあります。その場合はその数字は確定させることができます。2択化を進める作業ですから、スタートに選ぶ2択は2択化の進んでいる数字の組の中から選ぶのがいいだろうというのが私の採用している方針です。
こういうことはすべてご存じだとは思います。内容的にはすでに使われている手筋と重なっていると思います。でも違う手筋だと受け取られているように感じます。どこに違いがあるのでしょう。NiceLoopその他の手筋はつながりを線で追いかけています。Loopになる線が見えない限り手の付けようがないのです。私は面で追いかけています。範囲は指定していません。色を塗り分けて行っていますからポンと離れたところに色のついたところが現れても構わないのです。ikachanさんがやっておられるような「候補数字を小さく書いて」というやり方では見えてこない関係があると思っています。候補数字こそ、大きく、わかりやすく書く必要があるのです。すでに分かっている数字は消してしまってもいいぐらいです。
私はA4のコピー用紙の裏を使っています。いつも手元に10枚ぐらいは積んであります。ストックは500枚ぐらいあります。ブロックの境界線も色を付けています。2択になっている数字にもマークを入れています。確定された数字で進めるときは2択の色とは変えています。スタートペアを取り直した時も色を変える必要があります。常時、6色ほどの色のマーカーペンをそばにおいてやっています。それでも見落としやチェック漏れが出てきます。書き込みが多くなって見にくくなれば全部書き直しています。
結果を早く求めようとはしないで行き詰まるまで展開してみるというのは練習になります。確定する数字も、消える数字もたくさん出てきます。スタートに取るペアも変えてやってみればいいと思います。むつかしい問題ではすぐに行き詰ってしまいます。これにどう対応するかがむつかしいのです。
投稿: htms42 | 2014年3月24日 (月) 23時10分
htms42さんへ
ちょっと誤解を招く言い方だったでしょうか。
『2択ポイントチェック法は、本当に難しい、例えば今Tachyonさんから提供していただいているような超難問の場合は、使ってみようかという気になるかもしれません』
『本当に難しい』は後に続くTachyonさん提供の問題
を修飾しています。
2択ポイントチェック法は、htms42さんに紹介してもらった時に私も試したことがあり、理屈は理解しているつもりです。
投稿: ikachan | 2014年3月25日 (火) 19時43分