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数独日誌140831

【Tachyonさん提供問題 五不連(G)NL+XYZC【5】【6】】
私が今のTachyonさんの問題を解くときの、ルーティーンを書いておきます。

・私が普段問題を解くときと同じように、各数字ごとに見て、3×3のブロックに、ある数字の入るマスが2つまで絞れる場合、その数字をマスの下部に書き込みます。(これでブロック内の強リンクが示されます)詳しくは私のHPを参照してください。http://ikachanzanmai.private.coocan.jp/

・ひととおり各マスごとの候補数字まで書き込み、(私の場合マスの上部に書き出します)それが合っているかどうか、普段使っているソルバーで確認します。
(http://www.sudokugame.org/puzzle.php)(これでn国同盟や局部限定の見落としなどがチェックできます)最終段階までくると、このソルバーでは「困っている!」と表示されます。

・行と列にある強リンクに<>などの印を入れます。

・この段階でコピーを取ります。(コピーした方に解答を書き込みます。フィニッシュできなかった時など、消しゴムで消すことができます)

・[XY/XYZ]、[XYZ/XYZ]、[WXY/XY/XYZ]の形の2マスないし3マスを、行、列、ブロックごとに探し、書き出します。

・上の3つの形をネタにNice Loopを探します。
といったところです。

五不連(G)NL+XYZC【5】
100 000 604
006 008 210
007 610 300

502 006 040
060 000 032
030 900 506

000 050 861
014 860 753
685 000 429

五不連(G)NL+XYZC【6】
581 000 000
274 000 698
639 478 152

067 200 000
025 030 006
000 006 520

000 197 260
712 000 000
006 000 471

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コメント

Tachyonさんへ
【5】
これは6リンク構成になってしまいました。
r4c9(78)-7-r4c2(79)-9-[r56c3(189/18)]-8-r1c3(389)=8=r1c8(789)=7=r6c8(78)-7-r4c9

これで6リンク構成の不連続タイプのNice Loop with XYZ-chainが成り立ち、同じ数字のの弱リンクが連結しているr4c9が不連続点となり、ここからその数字7が除外できます。

r4c9に7が入ると、r4c2が9、r56c3が18の2国同盟になるので、r1c3に8が入らず、r1c8が8、r6c8が7となり、右中ブロックに7が2つ入ってしまいます。

この後r6に249の3国同盟が登場し、最後まで埋まると思います。

【6】
こっちは4リンク構成が見つかったと思います。
r9c5(258)=2=r1c5(26)=6=r8c5(456)-6-[r289c4(35/356/358)]-8-r9c5

これで4リンク構成の不連続タイプのNice Loop with XYZ-chainが成り立ち、8の弱リンクと2の強リンクが連結しているr9c5が不連続点となり、ここから弱リンクの数字8が除外できます。

r9c5に8が入ると、r1c5が2、r8c5が6、r28c4が35の2国同盟、r9c4が8となり、r9に8が2つ入ってしまいます。

投稿: ikachan | 2014年9月 3日 (水) 17時13分

ikachanさんへ
【5】
私も6リンクしか出来ませんでした。2例得たつもりですが1例はikachanさんの回答と殆ど同じで最後が少し違うだけです。
r4c9(78)-7-r4c2(79)-9-[r56c3(189/18)]-8-r1c3(389)=8=r1c8(789)-8-r3c9(58)-8-r4c9

もう1例はr4c9(78)-7-r4c2(79)=7=r7c2(279)=2=【r13c2(259/2459)】-2-【r3c18(289/89)】-8-r3c9(58)-8-r4c9(78)となり
r3c9(58)が8の弱リンク交点となり5に確定です。

【6】
こちらは5リンクで
【r289c4(356/35/358)】-6-r1c4(69)-9-r1c6(29)-2-r1c5(26)=2=r9c5(258)-8-【r289c4(356/35/358)】
これでr9c5(258)が不連続点となり8が排除されr9c4(358)が8に確定します。

以上ですが前回のようにALSからの取り出しにミスがあるかも知れませんのでチェックお願い致します。

投稿: Sakuya | 2014年9月 3日 (水) 23時56分

ikachanさん、Sakuyaさんへ

大変申し訳ありません、【5】は、六リンクの間違いでした。
お詫び致します。

お二人とも正解です。想定では、ルートを
r1c8(789) =8= r1c3(389) -8- [r56c3(189/18)] -9- r4c2(79) -7- r4c9(78) =7= r2c9(75) -7- r1c8
とし、r1c8から7を除外としました。

【6】について:
ikachanさん、4リンクとは、お見事です。Sakuyaさんも正解です。

お二人とも[WXY, XY, XYZ]型を使われましたが、
想定では、[XYZ, XYZ]型を用いて、ルートを
r9c5(258) =8= r46c5(1458/148) -8- [r56c4(789/789)] -9- r1c4(69) -6- r1c5(26) -2- r9c5
とし、r9c5から2を除外としました。

投稿: Tachyon | 2014年9月 5日 (金) 08時57分

ikachanさん

私のコメントは少し場違いな印象のものになってきたように思います。でも、私の考え方に興味を持ってくれる人がいるかもしれないと思って書いています。「そんなむつかしい解法を使わないと数独は解けないのか?」という疑問を持っている人です。
前にも書いているのですが、どんな高度な手筋を設定しようが、簡単に矛盾が見つかって解けてしまうという数字配置であれば意味がないと考えています。ikachanさん自身が矛盾に行きつくことを手筋の結果の正当性の確認に使っておられるのですから自分のしっぽを加えてぐるぐる回っている蛇のような感じになってしまっています。それなら初めから矛盾を見つけるようにすればいいのです。
[5]
右中のブロックにある2択でスタートすれば矛盾に行きつくというのは別にむつかしい選択ではありません。Nice Loopの結果を使わないとスタートの7が見つからないということではないのです(2択化の進んでいる数字のペアをスタートに選ぶというのは一応のセオリーになっています)。矛盾がいやであれば2択でチェックにかけて同じ数字が選ばれるということを示すのも簡単にできます。同じ数字が選ばれるということと矛盾が生じるというのは同じ場面での簡単な読み替えで実現します。
右中のブロックにある7の2択r4c9,r6c8で考えます。r4c9の7からスタートして時計回りでたどっていくとr6c8が7になります。r6c8の7が確定します。同じブロック内に2つ7が出てくるということで言えば矛盾ですが片方の7でスタートするともう一つの7に行きつくというのはその7が共通に選ばれるということでもあるのです。
[6]
r1c456にある2,6,9のペア連鎖についてつながり具合を調べると上中、中中、下中の3つのブロックの範囲で矛盾に行きつきます。

ここしばらくは
GAKKENの「超絶難問ナンプレ300(2)」という本を見つけてやっていました。まだ後ろの10題ほどしか手を付けていません(私はたいてい問題集は後ろからやります。簡単に解ける問題になればそこでやるのを打ち切ります)。
やってみた問題の範囲では矛盾の芽をかなり丁寧に摘み取ってあるという印象でした。矛盾の見つかるものでも、それだけでは終わりまで行くことはできないという構造になっています。でも共通に消えるものは消してしまっていい、、共通に選ばれるものは確定させてしまっていい、という2択チェックの論理は適用できます。ループに重なりが生じるのです。やってみて、感想を聞かせていただくとありがたいです。Nice Loopは使うことができるのでしょうか。

今回のTachyonさんの問題、[7]以降は[6]までと少し性格が変わるようですね。

投稿: htms42 | 2014年9月 9日 (火) 14時19分

htms42さんへ
いつもコメントありがとうございます。

マスAから数字Xが除外できる、というのはマスAに数字Xが入ると矛盾が起こる、ということと表裏の関係になっています。

前に書いたことと重複するかもしれませんが、手筋と名のつくものの多くは、その手筋を使うと、マスAから数字Xが除外できる、という形です。n国同盟や四角の対角線然り、XY-wingもRemote Pairsも浜田ロジックもそうだと思います。

言い方を変えると、残りマスの候補数字の配列の具合で、矛盾が起こるもののうち、よく登場する形に手筋と呼ばれる名前がついている、ということだと思います。

htms42さんの立場は、矛盾が起こるのであればそれに名前がついていようといまいと、関係なくどんどん使うべきだということだと思います。

私の立場はそうではなくて、手筋という、名前のついているものを使って矛盾を見つける、ということです。

手筋を使って解くことのメリットは、まず手筋という共通の土俵で他の解き手と話をすることができる、ということです。今やっているTachyonさん、Sakuyaさん、私とのやりとりがいい例です。

次に手筋を理解し、だんだん使える種類が増えてくると、解ける問題も増え、上達してくるのが実感としてわかります。

手筋を探すというのはなかなか楽しい作業で、数独ナンプレを解く楽しみの一部になっていると思います。

また手筋というのは世界中の人が知恵を絞って、それこそとんでもない種類があり、数独ナンプレの解法の豊かな世界を形作っています。数独ナンプレをやる以上これを味わわない手はない、と考えています。

日常Nice Loopを使うのはTachyonさんに出題していただいている問題、(つまりNice Loop一発で解ける)がちょうどよいくらい(あるいは上限)で、いろいろな手筋を使ってさらにNice Loopも使う、というのはなかなか大変で、解いていてあまり楽しめない感じがします。

私のような通勤電車内数独ソルバーにとってはちょっと重い感じです。解けたとしてもあまり楽しめない問題だと解き続けるのは難しいです。

ということで、せっかく「超絶難問ナンプレ300(2)」という本を紹介していただきましたが、残念ながらちょっと解く気力が湧きません。

Tachyonさんの問題は通常のNice Loopの問題と比べて2段階複雑でわかりにくい形になっています。今やっている不連続タイプであれば、マスAから数字Xが除外できるということを、実際に矛盾が起こることを示すことで、補っているつもりです。

投稿: ikachan | 2014年9月 9日 (火) 21時29分

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