数独日誌150131
【極めつきに難しいナンプレ 42~54番】
Simple Chain(塗り分け連鎖)の手筋がこの本の巻頭で解説されています。この手筋が世界文化社の本の巻頭解説に登場したのは初めてではないでしょうか。これはやはり今井洋輔さんが「難問ナンプレ 解き方のコツ」の本で取り上げたせいかもしれません。
Simple Chainというのは、例えば、ある数字Aの入る可能性のあるマスが、下の図の1となっているマスであるとします。
010 000 110
001 000 100
000 000 000
000 000 000
000 000 000
000 000 000
000 000 000
001 000 100
011 000 010
このとき、r1c7とr9c3に数字Aが入るとして、数字Aの入るマスを辿っていくと、同じ行にAが2つ登場してしまい、矛盾します。よってr1c7とr9c3にはAは入らないことがわかります。
私の場合、このように背理法を使うような感じでこの手筋を探しています。今回49番の問題が、数字3についてこの形だったと思います。Simple Chainについては、ミシチャンさんのサイトも参考にされると良いと思います。
http://www.geocities.jp/master_mishichan/super.html
以下私の使った手筋です。
3国同盟 49
3国同盟×2 53
4国同盟(隠れ2国) 53
XY-wing 42,43,52
XY-wing×2 53
四角の対角線(X-wing) 45,47,49
四角の対角線(X-wing)×3 51
Sashimi Fish 44,48,50
Finned Fish(3行) 45
2-string-kite 45
XY-chain 54
Simple Chain 46,49
浜田ロジック 47
(追加)
この記事を書いた後、私の使っているソルバーでこの49番を解いてみました。ソルバーでは2-string-kiteを2回使ってr1c7とr9c3から3を除外していました。
つまり、右上ブロックを本体(kite)とし、r9c8とr2c3を2本の足(string)とする2-string-kiteで、この2つのマスの両方を臨むr9c3から3が除外できます。
また左下ブロックを本体とし、r8c7とr1c2を足とする2-string-kiteで、この2つのマスの両方を臨むr1c7から3を除外できます。
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