数独日誌150218
【極めつきに難しいナンプレ 感想】
ちょっと新傾向の本だったと思います。XY-wing(XY-chain)とSimple Chainがかなり重視されています。XY-wingの多さは池田書店の「極」シリーズや「激」シリーズを思い起こさせます。今までの世界文化社の本にはなかったと思うのですが、この傾向が世界文化社の他の作者の方にも影響するでしょうか。
XY-chainは探すのが難しいものもあり、この本の難易度はかなり高く、今までの世界文化社の本の中でも指折りではないでしょうか。私も久しぶりに1題(71番)できませんでした。すべて最高難度★7つの問題とありますが、★7つの幅がだいぶ広くなってしまった感じです。
ただ全体として、使った手筋がXY-wingに偏っているのがちょっと気になります。この手筋の場合、序盤がかなり埋まり、2択マスが多く残り、中盤があまりなく、すぐXY-wing(XY-chain)を探す終盤に突入する形が多くなります。
このタイプの問題があまり続くと、さすがにちょっと食傷気味になります。最近の世界文化社の本の中では「難問ナンプレに挑戦15」(武井大輔さん著)が出色の出来だったと思うのですが、この本は中盤の波及がすばらしいです。ただ終盤でXY-wingの手筋はあまり使われていなかったと思います。
今回の【極めつきに難しいナンプレ】と【難問ナンプレに挑戦15】を足して2で割ったような形がベストではないかと思うのですが、どうでしょう?読者のみなさん、もし【極めつきに難しいナンプレ】をやった感想をお持ちなら是非コメントをお寄せいただけないでしょうか。よろしくお願いします。
次回から世界文化社「超上級編33」を報告したいと思います。初回は1~6番と41番~49番を取り上げる予定です。
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