数独日誌160309
【超上級編36まとめ】
前回の記事の追加ですが、これは名作! という問題もありました。38番(稲葉直貴さん作)は途中の波及も気持ちよく、フィニッシュはきれいなXY-wingでした。37番(フェラーリ今井さん作)も同様で、巧みさを十分味わえる一題です。これもフィニッシュはRemote Pairs一発でした。
ただ全体としては玉石混交というか、上記の問題のように解いていて快感を覚えるような問題もあった反面、解いていていたずらにメンドウで解き味がよろしくない、という問題もかなりあった気がします。4か月に一度発行で以前より回数が増えた分、ちょっと質が落ちてきているのでしょうか? 読者の皆さんはどう思われましたか?
「HoDoKu」のソルバーですが、特に、いろいろ手筋が考えられる複雑な問題でまわりくどい解き方をしてしまう傾向があるようです。私は見つけた手筋をすぐ使ってしまい、どこから手を付ければ一番スッキリ解けそうか、などをあまり考えず、結果として過剰な解き方をしてしまうことが多いのですが、このソルバーもちょっとそういう傾向があるのかもしれません。
というか、どの順番で手筋を探すかはプログラムされていて、その順番でしか手筋を探せないのかもしれません。特にXY-chainはほとんど使われていないようです。
次回から同じ世界文化社の「超難問ナンプレAAA Vol.7」を報告したいと思います。これは「上級編」と「超上級編」にある問題を再掲したシリーズで、過去解いた問題もかなり含まれていると思われます。それもあって今までは20題につき1回の報告でしたが、今回は10題で1回報告し、「HoDoKu」のソルバーの解き方とちょっと比べてみたいと思います。
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