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数独日誌170101

【解き味、解き応えの数値化をしてみました】
   読者のみなさん、明けましておめでとうございます。いつもこのブログを見ていただいてありがとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

   私はこのブログで、解き味がいい、解き応えがある、などの表現をよく使います。解き味が良くて、解き応えもあるというのが良問だと思っているのですが、前からこれをなんとか数値化できないかな、と考えていました。

   これに挑戦してみました。私の独断と偏見によるものなので、皆さんのご意見をお寄せいただけたらと思います。

   まず、スタートしてある程度の数のマスが確定する、これは解き味に影響する大事な要素ではないかと考えました。序盤にあまりマスが埋まらないと、中盤での残りマスの候補数字のチェックがより面倒になり、解き味が悪くなると思います。そこで、

1.序盤で何マス埋まるか。序盤で埋まるマス×0.5(Pt)

   次に局部限定です。これもだいぶ候補数字を除外できますし、これがうまく見つかるとマスが確定したり、いい解き味につながると思います。そこで、

2.局部限定が何か所あるか。解き終わるまでの局部限定の総数×0.5(Pt)

   続いてn国同盟です。解き味の良さ、解き応え、ともにこれは重要な要素だと考えました。そこで、

3.解き終わるまでのn国同盟の数×2(Pt)
(2国同盟と3国同盟は同じポイントとしました。また隠れn国同盟は
3Ptとし、4国同盟はめったにないので、4ポイントとしました)

   そして四角の対角線です。これが特に複数あると解き応えがある、ということになると思います。そこで、

4.解き終わるまでの四角の対角線(X-wing)の数×4(Pt)
5.解き終わるまでの四角の対角線(3行 Swordfish)の数×5(Pt)
6.解き終わるまでの四角の対角線(4行 Jellyfish)の数×6(Pt)

としました。

   さらに付録として、最初のヒント数字がきれいに配置されていると、解いてみたいという気持ちになります。これも数値化を試みました。

0.私の好きなカタマリ感のあるきれいな配置が5Pt、まずまずきれいな配置だと3Pt、特に特徴がない場合は0Ptとしました。因みに世界文化社の問題はほとんど0Ptだと思われます(笑) 数字が1から9まで並んでいる、という形はそれだけでは「きれい」という判定はしませんでした。

   去年6月発行のニコリ社「激辛数独19」でレベル10以上の問題(前回はこれしかやりませんでした)の72番~105番の問題(34題)を材料に、上記の基準で数値化してみました。普段使っている「HoDoKu」のソルバーで手筋を数えました。

   この基準の数値化で最も高得点だったのは何番だったか、解き味の良さについてどの程度数値化できたのか、ちょっと長くなってしまったので、その結果は明日のブログで報告したいと思います。

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