数独日誌170610
【超激辛数独発売! その1】
ニコリ社から新シリーズ「難関数独」と「超激辛数独」が発売になりました。前の「激辛数独」のシリーズは20巻でひとまず終了した形です。まず難易度別の問題数を調べてみました。
最後の「激辛数独20」(2016年12月発行)では、
M6 3題
H7 12題
H8 11題
H8+ 13題
H9 12題
H9+ 16題
H10 17題
H10+ 21題
となっています。
これが今回の「難関数独」では、合計105題のうち、
M6 5題
H7 20題
H8 22題
H8+ 20題
H9 20題
H9+ 13題
H10 5題
また「超激辛数独」では、合計91題のうち、
H9 9題
H9+ 7題
H10 30題
H10+ 45題
となっています。
「難関数独」ではH7~H9が手厚く、一方「超激辛数独」では難易度の幅が狭く、特にH10+が45題もあるところが目立っています。また「超激辛数独」では今回初めて、巻末の解答に問題ごとのヒントがつきました。しかも全部の問題についてです。
このヒントを見ると、使う手筋は「予約」(n国同盟)と「井桁」(四角の対角線)だけで、やはりいわゆるニコリルールはそのままのようです。
前にも書きましたが、「井桁理論」は複雑になると、見つけづらいケースも多く、解けても達成感があるというよりいたずらにメンドウ、という感じになり、解いていてもあまり楽しくない、という印象があります。
次回の【超激辛数独発売! その2】では、H10+の最後の10題を解いてみて、解き味の感想と、いつもの作者別の掲載問題数を記事にしたいと思います。
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コメント
僕が先日話した、投稿数独も採用されるというのが本当なのかその2で書いておいてください。お願いします。
投稿: Rintaro | 2017年6月12日 (月) 17時54分
「超激辛数独-01-091」の投稿者の 近藤 夲 です。
> このヒントを見ると、使う手筋は「予約」(n国同盟)と「井桁」
> (四角の対角線)だけで、やはりいわゆるニコリルールは
> そのままのようです。
「激辛数独」シリーズの二分冊化によって、今までのニコリ本特有の
解き味がどのように変貌するのか楽しみにしていました。
それが、『「予約」と「井桁」だけで構成…』とニコリ社特有の伝統が
引き継がれていたのには、「さすが!」と感心しました。
> 前にも書きましたが、「井桁理論」は複雑になると、見つけづらい
> ケースも多く、解けても達成感があるというよりいたずらに
> メンドウ、という感じになり、解いていてもあまり楽しくない、
> という印象があります。
同感です。
今回採用された「超激辛数独-01-091」は数年前に創っておりましたが、「ニコリ向けではない!」と勝手に判断し、投稿を自粛していました。
しかし、今回の新企画を知り、試しに投稿してみました。
でも、採用されたものの、『いたずらにメンドウ…だったかな?』と
自分なりに反省していますが…… \(~o~;)">
> 次回の【超激辛数独発売! その2】では、H10+の最後の10題を
> 解いてみて、解き味の感想と、いつもの作者別の掲載問題数を
> 記事にしたいと思います。
先ほど拝読しました。
過分なご評価をいただき、恐縮しています。
では、そちらの方でもレスを……。
2017/06/16 17:13
近藤夲
投稿: 近藤夲 | 2017年6月16日 (金) 17時12分
近藤さんへ
コメントありがとうございます。
ニコリ社は「なるべく多くの人にパズルの楽しさを」というのがコンセプトだと思われます。使う手筋を「予約」と「井桁」に限定するのは、そのコンセプトからすればある意味自然の成り行きかな、と思います。
ただ私のようにこのパズルにハマってしまったものから言わせてもらえば、数独ナンプレの魅力、奥深さを考えると、使う手筋を限定してしまっては、解く楽しみが半減してしまう、と考えています。
確かに「超激辛数独」の後半の問題は難易度が上がっているように思います。近藤さんの出番が増えそうですね。
投稿: ikachan | 2017年6月17日 (土) 09時25分