【超激辛数独発売! その2】
最後の10題を解いての感想です。
82番(アラームじさん作)
これはn国同盟がたくさん登場し、気持ちよく波及します。1についての四角の対角線(X-wing)が決め手になりますが、これも見つけやすく、全体として解き応えもある良問だと思いました。
83番(福神ヅケさん作)
これはあまり難しく感じませんでした。中上ブロックと中下ブロックにすぐn国同盟が見え、3についての四角の対角線もとても見つけやすかったです。
84番(はあさんさん作)
これも3と7の四角の対角線(X-wing)がとても見つけやすく、(ヒントでは使っていませんでした)メンドウな気配はなく、いい感じです。
85番(がじがじさん作)
序盤少し埋まりましたが、n国同盟が少なく、残りマスの候補数字のチェックが少しだけ大変ですが、これくらいなら許容範囲だと思います。後ろのヒント通り2つの四角の対角線(3行 Swordfish)で解けました。
86番(Kokiさん作)
ちょっと心配していた、いたずらにメンドウというタイプだと思います。序盤もそれほど埋まらず、局部限定も2についての1回だけで、残りマスの候補数字のチェックが大変です。ただ4回も登場する四角の対角線(3行 Swordfish)が特定の列に集中しているので、そこはやりやすさも感じました。
87番(高由良りむさん作)
解答にあるヒント通りの解き方になりました。Jellyfish1つ、Swordfish2つという形で、なかなかの複雑さです。ただ序盤少し埋まるので、それが救いという感じです。
88番(近藤 夲さん作)
近藤さんにはこのブログに時々コメントをいただいているので、ヨイショするわけではありませんが、名作だと思います。四角の対角線は全く使わず、局部限定とn国同盟だけでここまで難しい問題がつくれるのは感心します。途中の波及の具合も見事だと思います。
89番(高由良りむさん作)
これも88番に勝るとも劣らない名作だと思います。次々に現れるn国同盟によって盤面がどんどん変化します。n国同盟が多く登場する方が解き心地の良さにつながる感じがします。
90番(printfさん作)
最終問題に近づき、難易度が上がり、これはやはり残りマスのチェックが大変でした。ヒントではSwordfishを5回使っていますが、私は7,2のSwordfish、3、4のX-wing、9のSwordfishと使いました。その間にn国同盟もかなり登場し、ちょっと盤面がぐちゃぐちゃになりました。
91番(近藤 夲さん作)
最終問題らしい、Swordfishをたくさん使い、n国同盟もたっぷりで、ということはとってもメンドウで、その分解き応えはもちろん十分で、ひたすら注意力と、忍耐力が試される問題です。今までの「激辛数独」にはなかった問題かもしれません。
世界文化社のN.Yさんの問題に似ています。ヒント数字の配置を見ると、2,4,5,8のSwordfishはあるだろうな、と思わせます。世界文化社の問題であったら、この配置を見た段階ですぐSimple Chainを使ったと思います。
私は結局Swordfishを7回使いました。(後ろのヒントを見ると、4つのSwordfishと1つのJellyfishを使っています)
作者別の掲載問題数と、Rintaroさんからリクエストがあった件は「その3」で記事にしたいと思います。
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